LINE公式アカウントを運用する際に、ユーザーの利用性を向上させる重要な機能のひとつが「リッチメニュー」です。リッチメニューを設定することで、ユーザーが目的の情報にスムーズにアクセスでき、サービスの利用促進や売上アップにつながります。
「それでも、リッチメニューの作成って難しそう…」と感じる方も多いのではないでしょうか?、実は無料で簡単に作成・設定する方法があります!
この記事では、リッチメニューの基本から作成・設定の具体的な手順、デザインのコツまでを徹底解説します。初心者の方でもすぐに実践できるよう、画像付きでわかりやすく説明していますので、ぜひ参考にしてください!
公式LINEの機能の一つである『リッチメニューメニュー』。
LINEのトーク画面の下部に表示されるメニューでトーク画面を大きく占有するためユーザーの目に留まりやすく
効果的に利用することで、高いクリック率や誘導率を期待することができます。
今回は数ある公式LINEの機能の中でもリッチメニューについて徹底解説していきます!
是非、参考にしてみてください!
リッチメニューとは?

リッチメニューとは、何かあまり詳しいイメージが浮かんでこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上記の写真のようなトーク画面の下部に表示されるカスタマイズ可能なメニューです。ユーザーが情報やサービスにアクセスできるように設計されており、ボタンをタップするだけでWebサイトへの遷移、クーポンの取得、問い合わせフォームの表示などが可能になります。
リッチメニューを活用する特典
リッチメニューは、多くの設定ができることが非常に魅力になっています。どんなことができるのか以下にまとめてみたので、確認してみましょう!
・クーポン:LINEで作成したクーポンを確認できる
・リンク:設定したURLに遷移することができる
・ショップカード:LINEで作成したショップカードを確認できる
・テキスト:文字を送信。自動応答などと組み合わせて利用ができる
・設定しない:何も起こらない
リッチメニューを活用することで、利用する方に以下のような特典を付与することができます。
✅ユーザーの利便性が向上する
リッチメニューを設定すると、ユーザーが必要な情報にアクセスできるようになります。例えば、「クーポン」「お問い合わせ」「店舗情報」などを設置すれば、トーク画面をスクロールして、ワンタップで目的のページに移動できます。
✅サービス・アクション商品の認知度や売上アップにつながる
リッチメニューを活用することで、ユーザー率を向上させることができます。例えば、ECサイトへの誘導ボタンを設置すれば、LINEから直接購入につなげることも可能です。 さらに、期間限定キャンペーンや新商品情報が目立つことで、販促にも効果を発揮します。
✅クーポンやお問い合わせ導線を強化できるリッチメニューに
「クーポン配布」「予約フォーム」「よくある質問」などのリンクを設定することで、ユーザーが求める情報にアクセスできるようになります。これにより、お問い合わせの負担が軽減され、スムーズな運営が可能になります。
リッチメニューの作成
それでは実際にリッチメニューの作成の仕方を解説していこうと思います。
メニューから『リッチメニュー』を選択し、『作成』をタップして新規作成を行いましょう。

LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) リッチメニューを作成するマニュアル|LINEヤフー for Business
『テンプレートを選択』から表示したい内容に合わせて希望のテンプレートを選びましょう。
テンプレートには大小と2種類あります。大きいサイズはユーザーの目を引きやすく、多くのコンテンツを表示するのに適しています。
一方、小さいサイズはメッセージが表示される範囲を狭めることなく、トーク画面にバランス良く表示されますのでリッチメニューに表示したいコンテンツに合わせて選択すると良いでしょう。

LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) リッチメニューを作成するマニュアル|LINEヤフー for Business
テンプレートを作成したら、『背景画面をアップロード』または『デフォルト画像を選択』でテンプレートに合った背景画像を設定しましょう。
任意の画像をアップロードする場合は以下の条件を満たす画像を用意する必要があります。
・形式:JPG・JPEG・PNG
・サイズ:1MB以下
・画像サイズ:2500px ×1686px・2500px×843px
デフォルト画面を選択する場合は、リッチメニューの利用目的に合った画像を選択しましょう。
デフォルト画像はテンプレートの大きさに合わせて複数用意されています。

LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) リッチメニューを作成するマニュアル|LINEヤフー for Business
背景を設定したら、テンプレートの対応箇所にアクションを設定しましょう。
設定できるアクションは先ほどもお伝えした通り『リンク』『クーポン』『テキスト』『ショップカード』『設定しない』の5種類から選択します。
リンクとクーポンを選択した場合は端末の音声読み上げ機能に対応する為に、アクションラベルを20文字以内で入力しましょう。

LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) リッチメニューを作成するマニュアル|LINEヤフー for Business
最後にリッチメニューの表示設定を行いましょう。
①タイトル:管理用のタイトルを設定します。ユーザーには表示されないため、ナンバリングや日付をタイトルに含めるなどするとわかりやすくなります。
②表示期間:リッチメニューをユーザーの端末に表示する期間を設定します。
③メニューバーのテキスト:メニューバーに表示されるテキストを設定します。
④メニューのデフォルト表示:ユーザーがトークルームに入室した際、自動でメニューが表示するかの設定をします。
⑤保存:表示設定が完了したら『保存』をタップします。「待機中リストに保存』をタップすると『待機中』に下書き保存されます。

LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) リッチメニューを作成するマニュアル|LINEヤフー for Business
まとめ
いかがでしたでしょうか。リッチメニューの作成方法から活用のメリットまで解説してみました。
どのように運営していくかご理解いただけたでしょうか。
リッチメニューは改善を重ねていくことで、非常に効果が出やすく、自社の個性も明確に打ち出すことができる機能です。
今回の記事を参考にしていただきながら、他社にはない魅力の溢れるリッチメニューの作成・運用をしていただければ幸いです。
コメント